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2006/10/30 (Mon)
水没   
image今回の探査場所での海底堆積物の掘削にようやくこぎつける.

コアラーを海氷の孔に差し込む作業中に,ワイヤーを牽引していた雪上車の接続部が破損.コアラーが水没してしまった.まるでスローモーションのような沈没の光景が目に焼き付く.前に越冬したときに,アイスオーガーを水没させた時の悪夢が甦ってきた.

気をとりなおして,もう一本のコアラーの準備に取りかかるが,接合部のボルトの数が足りず,明日交代するサポート隊員に昭和基地から持ってきてもらうことにする.今日の作業はここで中断.

狭い幌橇の中で無理な体勢で物資の移動をしていて,背中を痛めた.周りから気遣いを受けるが,年寄り呼ばわりされているようで情けない.


2006/10/29 (Sun)
再出発   
ラングホブデ沖の探査場所へ再出発.

image修理したケーブルを使って音響探査を実施.測器を引き上げるときには,ケーブルはこんな感じでぐちゃぐちゃになって上がってくる.このヨジレをとるのが大変.こうしてケーブルが痛むわけだが,それでも今回はつり下げワイヤーにこすれないように改良を加えているつもりなんである.

音響探査を終えてから掘削箇所の海氷に孔を開けて今日の作業は終了.


2006/10/27 (Fri)
悪天が予想されるため,海底探査サポートB班が出発を見合わせる.現場部隊も信号ケーブルを修理するため一時撤収し基地に帰投.接触不良部分のつなぎ直しに並行して,複雑にからみついた信号線のヨレを400m分ほどほぐす作業を行う.体力と根気のいる仕事.

テレビ会議南極教室の手伝いにつづき,明日開催予定の自分が主担当の分の接続試験を実施.

L/Sバンド衛星受信がまたまた不調.気温が上がってきたせいか?


2006/10/26 (Thu)
10月26日付けの読売新聞「地球に穴を」という連載記事で,ドーム氷床コア掘削が取り上げられている.現極地研所長の藤井さんやドームの大将本山さん,そしてAACHの先輩である高橋さんも記事になっており,高橋さんは,ドーム掘削の成功の影の立役者となったドリルを開発した人として紹介されている.

ご存じのとおり,我々も現在南極で「穴」を掘っている.氷床の周辺海域の海底から堆積物を採取するため,まず,常に海面を覆っている海氷に「穴」をあけ,さらにそこから海底までコアラーを落として海底に「穴」をあけている.これまでに海氷に開けた穴は30箇所近くになったし,コアも通算で6本ほど採取できた.


2006/10/24 (Tue)
午前中に,スカーレン方面へ向かうパーティに送ってもらって,修理した部品を携えたリーダーが合流.昨日開けた孔にROVを使ってワイヤーを通す.海水の透明度が悪く,なかなか目標の孔を発見できず時間がかかる.なんとかワイヤーを通していざ探査開始,という時になって,修理した部品と一緒に持ってきたケーブルが断線で使用を放棄していたほうのものだったことが発覚.昭和基地へ交換しに戻ることに...


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